枠連を買いましょう!

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8頭以下のレースでの枠連廃止

投稿日時:2008/12/26(金) 00:00

 2004年までは、8頭以下のレースでは「枠連は発売されるが、馬連は発売されない」ということになっていました。  「馬連」が発売されるようになったとき、8頭以下の場合も、「枠連」ではなく「馬連」のほうがわかりやすいと思っていたのですが、長い間、「枠連」を売っていたために継続されていたのだと思います。地方競馬では、8頭以下についても「馬連」で発売されていたのですが、JRAでも、ようやく2005年のレースから8頭以下も「馬連」になりました。  過去の成績には、8頭以下のレースについても「枠連」のデータがありますが、本ブログで「枠連」の馬券を分析する場合は、そのようなレースは原則として無視しています。また、過去のレースには19頭以上のレースがあり、現在の枠連とは同じ条件で扱えないレースもあります。そのようなレースも除外してあります。

枠連特有の代用品

投稿日時:2008/12/25(木) 07:34

  2着以内に入線することを期待していた競走馬が凡走したのに、購入していた馬券が的中していたという可能性が、「枠連」という馬券にだけはあります。

 

 それは、同じ枠に入っていた別の馬が2着以内に入線した場合です。予定した馬ではないものですから、代用品で当たったということになります。

 

 「枠連を買うか馬連を買うか」と迷っているときや、馬券が外れ続けているときは、「代用品」を多少は期待して「枠連」を買うケースも多いことでしょう。

 

 なお、同じ枠に有力馬と人気薄の馬がいるとき、人気の馬ではなく、人気薄の馬から買いたいという場合は、枠連ではなくて馬連を選択する人がほとんどだと思います。

 

 

 

  

 

 

 


枠連馬券の返還

投稿日時:2008/12/24(水) 10:42

   過去のレースを調べてみたら、次のような出馬表が見つかりました。9頭立てのレースなのに、8枠が1頭で7枠が2頭になっています。

 

枠番

馬番

馬名 

単勝票数

1

01

シカゴシチー 

25,039

2

02

スガノプリンス

45,004

3

03

レイニーガール 

31,041

4

04

アームバンガード

21,652

5

05

ホウヨウアムール

23,219

6

06

イブニングフェア

14,916

7

07

アニートウショウ 

50,772

7

08

ツジノダイアナ

39,444

8

09

スダビート 

258,960

7枠2頭8枠1頭の例

 

 

 枠連という馬券は、同じ枠に2頭以上の出走馬がいる場合、1頭がレース直前に発走除外や競走除外になっても、その枠の馬券の返還を行いません。

 前のページで、馬番09が発走除外になった場合は8枠に関する馬券はすべて返還になりますが、馬番07が発走除外になった場合は、7枠の馬番08が出走するので、7枠に関する馬券は7-7だけしか返還されません。 

 現在のルールでは馬番08は枠番8になります。もし馬番09が発走除外になっても、8枠に関する馬券は、8-8以外は返還されることはありません。 

 最近の競馬フアンは大人しくなりましたが、昔は、人気馬が発走除外になっても馬券が返還されないと、騒ぐ人が出てきて混乱することがありました。そこで、集中した人気を集めることがあらかじめ予想される競走馬については、1頭だけを特定の枠に指定しておく「単枠指定競走」というものがあったのです。 

 前の出馬表は、スダビートという人気馬がいたので、「単枠指定競走」という変則的な枠番になっていたのです。

「単枠指定競走」では、人気馬の枠を最初に抽選で決めますが、8分の1の確率で最内枠に入ったり、最外枠に入ったりします。

 多頭数の場合は最内枠や最外枠は不利な場合がありますから、新たな問題が指摘されるようになりました。そのためでしょうか、現在では「単枠指定競走」は行われていません。

 従って、現在の「枠連」という馬券は、再び人気馬の発走除外という問題を抱えたままになっています。重賞レースについては前日発売も行われていますから、出馬表の発表後に人気馬が出走取り消しをする場合には、同じ心配が残っています。

 「枠連」の馬券を購入するときには、人気馬が発走除外などになったとき、同じ枠に他の馬がいれば、馬券の返還がないという危険性を十分に認識しておく必要があります。また、これを利用した馬券作戦もありますが、後で説明することにします。

 

 

 

 

 


枠の出現に規則性はあるのか

[枠連] 投稿日時:2008/12/23(火) 14:51

昔はパソコンでデータを分析することができませんでしたが、さまざま方法で枠連を研究していた人が多かったと思います。

一番多いのは単純に出現する出目に規則性があると考えることでしょう。

この日は最初は1枠が多くて、徐々に8枠のほうに移動して、最後は8枠が多くなったように見えますね。

時間を軸にしてサインカーブのような曲線を当てはめるようなことを考えたくなるかもしれません。

なお、この日は3枠が出ていません。このような目を「死に目」と言ってメインレースや最終レースではその目を避けていた人も少なくなかったと思います。

馬連や3連複、3連単の時代では死語になっているのでしょう。

 

 

「枠連」という馬券の性質や特性には変化がない

[枠連] 投稿日時:2008/12/20(土) 05:11

 

残念ながら、本ソフトで考えている「枠連」は、特別給付金に該当する「おまけ」はありません。他の馬券と同じように約75%の払戻金になります。したがって、本ソフトで特に「枠連」を強調する理由がわからないと疑問に思われる方が多いかもしれません。

 しかし、当たりやすければ配当が低く、当てるのが難しければ高配当が期待できるというのが馬券というものです。新しい馬券が増えても、「枠連」という馬券の性質や特性にはなんら変化はありません。以前には圧倒的に人気があった馬券ですから、もう一度見直してみましょう。


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